2025年度第1回WSを開催しました!
ご訪問いただきありがとうございます。
日本語教師こんぶの会です。
先日(5月17日・・・もう10日前😓)に、1年半ぶりとなるこんぶのワークショップ
「いまさら聞けない!?日本語教育の参照枠」第1回を開催させていただきました。
ご来場いただきましたみなさま、オンラインでご参加いただきましたみなさま、
本当にありがとうございました!
当日はこちらの不手際で何かとご不便おかけしてしまいましたが、
毎回ながら活発な話し合いのおかげで、主催者たちがたくさんの学びを
みなさんから得られる時間となりました。
心よりお礼申し上げます。
日々に追われすでにほぼ2週間経過してしまいましたが、
登壇者目線での振り返りをしてみたいと思います。
1)開会〜前半(レクチャー部分)
ワークショップもハイブリッドも久しぶりでド緊張の登壇者、
オタオタしながらの開会となってしまいました💦
授業でも緊張は毎回するのですが、今回は桁違いに冷たい汗と
カラカラのノドで必死にしゃべりました。
内容は「日本語教育の参照枠」が参照した
「ヨーロッパ共通言語参照枠(CEFR )」についてと、
「日本語教育の参照枠」の全体構成、そして第1章のキモとなる
「言語教育観の3つの柱」についてお話しさせていただきました。
みなさんにいかにとっつきやすく、わかり易くお聞きいただくかに頭をひねりつつ、
授業でも応用してもらえたらと、AIに画像を生成してもらって紙芝居をご覧いただきました。
準備をしながら自分自身「わかったつもり」になっていないか気を引き締めました。
ハードル低く読めるきっかけになるお話しになっていればいいのですが・・・
ツッコミどころ、いくつお気づきになりましたか?
2)後半(グループワーク部分)
後半はグループに分かれ、「3つの柱」それぞれについて
意見交換をしていただきました。
『日本語教育の参照枠 報告』(2021 文化庁)P.6 より「言語教育間の3つの柱」
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/hokoku/pdf/93476801_01.pdf
ひとつひとつの「柱」について、活発な意見交換をしていただきました。
私たちがワークショップ形式にこだわるのは、この時間の「気づき」のうねりが
運営のわたしたちにも大きな学びとなるからです。
グループで話し合っていただいた後は、オンラインと会場のみなさま全員で全体共有
スパイ組織のボスから指令をもらっているエンジェルズ・・・ではなく(古)
オンラインのグループで出た意見を共有していただいてます。
全体共有では
「1は『背景』、2は『目的』、3は『形式』の多様性を表しているんだな」
「だれもが(特に日本語教師が)ニュートラルでいないといけないな」
「JLPTにも変わってもらわないと!」「進学先にも!!」
「『尊重』ってだれがだれを尊重することを指すの・・・?」
などなど、さまざまなコメント、新たな疑問が飛び出しました。
3)全体を通して
毎回のことですが、グループでの話し合いをまとめて話してくださった
みなさんのタイムマネジメント能力の高さに助けていただき、
なんとか大きく時間超過することなく無事に閉会することができました。
そして、これも毎回のことですが、話し合いから出たさまざまなご意見が
私たちに気づきを与え、より深く参照枠と現場、そして日本語教育業界と社会
について考え直すきっかけをいただくことができました。
今年度のワークショップはこれが第1回
なんと無謀にもあと5回もやってしまいます(笑)
次回(6/21)のテーマは参照枠の第3章部分「評価」についてです。
バックワードデザイン
パフォーマンス評価
ポートフォリオ
ルーブリック
・・・横文字ばかりで???・・・だけど今さら周りに聞けない💦
という方でも安心してご参加いただける内容になっている(はずな)ので、
お気軽にご参加ください☺
この後5回分をまとめてお申込みいただける方には、割引をさせていただきますが
もちろん1回分からでもお申込みいただけます。
↓↓↓お申込みはコチラよりお願いいたします↓↓↓
それでは次回のWSでお会いできることを心よりお待ちしております。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。
日本語教師こんぶの会
(文責 内田)
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