スピンオフ座談会「日本語教師の専門性について語ろう」

ご訪問いただき、ありがとうございます。

日本語教師こんぶの会です。

先月20日にほぼ1年ぶりにWSを開催しました。
(その時の様子はコチラです)


WSではファシリテーターの手腕✨のおかげで、

質問づくりについては参加者のみなさまからも

ご好評いただくことができました🙌


しかし、限られた時間の中で、ということもあり、

できあがった珠玉の質問について、

十分に話し合いを持つことができませんでした💦


その反省を踏まえ、質問について話し合う時間を

先週木曜日夜改めて設けてみました。

当日は週のど真ん中の夜にもかかわらず、

日本国内からだけでなく海外からもご参加いただき、

大変有意義な話し合いを持つことができました。

ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました✨


以下、ちょっとだけナカミを共有👀


今回の質問づくりおよびその後でスポットライトがあたったのは、

「分野」

が違っても

「共通」

する

「日本語教師の専門性」

というキーワードでした。


ひとくくりに「日本語教師」といっても

日本国内、海外

日本語学校、小・中・高・大学、塾、企業

学生、社会人、こども

クラス、グループ、プライベート

専任(常勤)、非常勤(パート)、フリーランス

と、とてつもなく幅広く多様なため、

「共通した専門性」を定義することは難しい

という意見が多数でました。


そんな中、糸口としてあがったキーワードは

☑ 専門性は知識だけではない=「日本語だけ」ではない

☑ 中長期的視点を持つ

☑ 省察的である

☑ 覚悟をきめる 

☑ 臆せず続ける

といったものでした。


学生(企業)受けする教師=短期集中で効果が実感できる教育ができる教師

受けは悪いが後に残る教師=中長期的な目線で仕掛けを提供できる教師


自身の現場で、ビリーフにもとづいて、

どうありたいか?

どうあるべきか?

これはやはり教師ひとりひとりが腹を決めてそれを目指す

こういうことではないのかなとブログ執筆者個人は思いました。


話し合いは結局、

明確な答えはそれぞれお持ち帰りで見つけましょう

ということでお開きとなりましたが、

ご参加くださったみなさまが活発にご意見くださったおかげで

たいせつなキーワードが浮かび上がり

さらに思考を深化させられるきっかけをいただけました。


WSを開催するたびに思うことですが

参加者のみなさまが創り上げてくださる時間の中で

ファシリテーターは非常に多くのことを学ぶことができます。

お集まりいただいて学ばせていただいて

申し訳ないやらありがたいやら・・・という気もちです。


ご参加いただいたみなさまや

このブログにご訪問くださったみなさまが、

WSの時間やこの拙い文章の中に何か少しでも

「ふーん」

となる要素があればご恩返しのようなもの

ができているのかなと幸せになれます。


昨年はひっそりと暗躍(?笑)していたこんぶの会ですが

今年は小さいながらも結成5周年という節目の年なので

何かしらちょこちょこ企画して

またみなさまにお目にかかりたいと思っております🌸


これからもこんぶの会をよろしくお願いいたします☺



日本語教師こんぶの会

教師としての成長を目指す日本語教師のグループです。

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